みどりのマキバオー 1 (集英社文庫(コミック版))

みどりのマキバオー 1 (集英社文庫(コミック版))

もういっちょ競馬ネタで。最近読み直してるんですけど
めちゃくちゃ面白いわこれ。
この漫画はただのギャグ漫画ではないですし、
現実離れしためちゃくちゃな漫画でもありません。
いや、現実離れはしてるか。馬が話すしねずみが乗ってるし。
でもですね、そこら辺の競馬漫画、シルフィードとかマルスとか
シルフィールドとかマルスなんかに比べたらものすごくリアリティが
あるんですよ。実はかなりシリアスです。

「だとしたらここは何なんだ?地方は、中央の二軍だと言うのか…!?俺は船橋に人を集める!」

これは僕が一番好きな,地方所属のままクラシックを獲りに来た
サトミアマゾンの台詞の抜粋ですが、
今やますます衰退し、地方重賞は中央所属馬の草刈場となっている
地方競馬の現状と重ね合わせると更に重く感じられます。
競馬好きで、ギャグ漫画に抵抗が無ければ絶対に読むべき。
読んだのが子どもの頃ならば絶対に読み直すべきです。