輪島の自伝。

東京新聞の夕刊に「この道」というコーナーがあります。
著名人が生い立ちから現在に至るまでをおよそ半年間で
毎日語っていく自伝的コラムなのですが,現在の担当は
元ボクシング世界チャンピオン,輪島功一さんです。
これがめちゃくちゃ面白い。輪島の語り口調で
このコラムは掲載されているのですが、
今日までのあらすじは一度チャンピオンになりながらも
壮絶なKO負けを喫し、再起を危ぶまれた輪島。
しかし不屈の闘志で立ち上がり,遂に自分をどん底に突き落とした
現チャンピオン・アルバラードとの再戦までこぎつけた所です。
アルバラードは,輪島戦やその後の日本での防衛戦で得たファイトマネーで
故郷のテキサスにマイホームを購入したとの事。
それを聞いた輪島は言い放ちます。

そうかい,あんたにとって日本は,笑いたくなるような
黄金の国かい。だが、その天狗の鼻が命取りに
なる事もあるんだぜ

・・こんな必殺のフレーズが毎日1,2個散りばめられているのです。
輪島功一,恐るべし・・。