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僕がベイスターズの野手で、もちろん全員好きなのだけれども
あえて誰が好きかと問われればまずは石井琢朗、鈴木尚典、佐伯貴弘。
懐古主義者と言われようが、ベテラン厨と言われようが好きなものは
仕方が無い。この３人が元気なうちにもう一回優勝してほしいと
夢見てるんだけど、残された時間は正直少ないよなあ。
で、次に来るのが金城龍彦。天才だと思うんですよ。野性の力。
そしてその天才が誰よりも努力してるんだから
誰も敵うわけ無いってなもんで。大好きです。
村田修一、古木克明、小池正晃は僕と同い年という事で
やっぱり肩入れしてしまう。
この３人が引っ張っていくようにならないとね。
相川亮二。アテネから帰ってきてからこの人は変わった。
日本代表って言う先入観で良くなったように見えるだけ？
いや、絶対に何かが変わった。いまいち評価が低い気がするんだけど
それは他チームのキャッチャーは優勝経験があるからなのでは
無いかと思う。あとは優勝ですね。
あとは天才内川や真の曲者種田などなどと続く。




多村仁が入っていないのは書き忘れていたからではない。
大事なときには怪我でいない。どうもチャンスにあまり強くない。
二言目には文句ばかり。当たり前だけど好きか嫌いかで言えば好き。
でもそんな多村に僕はどうしても乗れなかった。３割４０本打っても。
だからＷＢＣに選ばれたと聞いても怪我するんじゃないかとか
足引っ張るんじゃないかとかネガティブな
イメージしか抱く事が出来なかった。
そもそも僕がＷＢＣ自体をあんまり良く思っていなかった。
しかし、いざＷＢＣが始まると試合以上に
多村が気になってしょうがない。
大当たりした日本ラウンドは信じられなかった。
韓国戦で「ああ、これがいつもの多村だよなあ・・」と
失礼極まりない感想を持ったりもした。
この頃にはすっかりＷＢＣに夢中になっている単純な僕。
多村のおかげでＷＢＣを見る目が変わった。
そしてあのアメリカ戦。あの判定が・・とタラレバを
言いたくなるのは自分もなんだけど、それ以上に
多村が初回にゲッツー打たなければ。
バント失敗しなければ。
チャンスで打てていれば。それが凄い悔しかった。
負け方もあったとは思うけど、負けてあんなに悔しかったのは
あまり記憶に無い。
そしてメキシコ戦。いきなりまたバントを失敗した。
そしてまた多村にバントのサインを出す王さんは凄い。良くも悪くも。
僕はこの試合、仕事中だったので速報サイトのテキストだけが
頼りだったのだけれど、「多村がバント成功」という経過を
読んだ時、心の底からほっとした。本当に嬉しかった。
あれ？乗れなかったはずの多村に思い切り感情移入してるわ。
その後のタイムリーよりもバント成功の方が嬉しかった。


そして今日・・の事はもういいでしょ。
ファンがかばってやらないで誰がかばうってんだ。
誰が悪いって言うものじゃないですよ。あえて言うなら
全員が悪いんです。しょうがない。
それにしても多村本当にお疲れさん。
一番心配していた怪我も無く良かった良かった。
２年前相川がアテネで何かを掴んだように、多村もきっと
感じた事があったはず。それをベイスターズに持ち帰って
本当に頑張ってほしい。今年また３割３０本打ったら
「好きな野球選手：多村仁」って書くからね。


もちろん金城と相川も本当にご苦労さん。
金城も今日実質２本刺したようなもんだし、
相川は正直裏ＭＶＰだろ？ブルペンで大忙しだったようで。
３人とも早く帰っておいで、ベイもいいんだか悪いんだか
よく分からん状態なので早く君らの力が必要ですわ。


・・・ま、一応メキシコの応援もするけどね・・